2014年08月22日
7月のPVC国内出荷、3カ月連続の前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会

塩ビ工業・環境協会(VEC)は22日、7月の塩化ビニル樹脂(PVC)及び塩化ビニル樹脂モノマー(VCM)の生産・出荷実績を発表した。

PVCの生産は11万6769トン、前年同月比2.4%増で3カ月ぶりに前年比プラスに転じた。国内出荷は8万8703トン、同5.8%減で3カ月連続の前年割れ。消費税増税に伴う駆け込み需要の反動が5月から表面化しており、7月も止まらなかった。国内出荷の内訳は、主力の硬質用が4万6255トン、同12.1%減で3カ月連続して10%以上の落ち込みとなった。軟質用は2万2488トン、同1.0%減、電線その他用が1万9960トン、同5.6%増となった。

輸出は2万9896トン、同4.6%減で5カ月連続の前年割れとなったため、出荷総計は11万8599トン、同5.5%減で4カ月連続の前年割れとなった。

一方、VCMの生産は20万3069トン、同6.7%増で5カ月ぶりにプラスになった。国内出荷は12万6268トン、同4.5%増で3カ月ぶりにプラスとなった。輸出は8万4064トン、同53.4%増で4カ月連続のプラスとなった結果、出荷総計は21万332トン、同19.8%増で4カ月連続のプラスとなった。


ニュースリリース参照

塩ビ樹脂
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1408682665.xls

塩ビモノマー
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1408682665.xls