2014年08月26日

積水化学、パイプなどの物流サービスを一部有償化

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：積水化学工業

積水化学工業の環境・ライフラインカンパニー（高見浩三プレジデント）は26日、製造・販売するパイプ・継手などの物流サービスの一部を8月下旬から順次有償化すると発表した。 パイプ・継手・マス、保温材、雨樋本体・部品、接着剤などを対象に、「クレーン付トラック指定料金の有償化」、「小口出荷運賃の有償化」、「30％以下の低積載車両の出荷見合わせまたは有償化」、「低積載車両削減のための定期エリア配送便の設定・活用と納期調整」などを実施する。 最近、長尺製品を運ぶ平積みトラックが減少しているうえ、高齢化や普通自動車免許の規程改定の影響などによりドライバーが減少している。また、景気回復から車両調達が困難となり、燃料費も高騰するなど厳しい事業環境にある。これらの事情から同社は、製品供給の安定化と配送能力改善を図るため、物流サービスの一部有償化に踏み切ることにした。 ニュースリリース参照 http://www.sekisui.co.jp/print/newspr14/1249686_20166.html