2014年08月27日 |
旭硝子、厚さ1.3ミリの建築用特殊薄板ガラス開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:旭硝子 |
旭硝子(AGC(旭硝子)は27日、スマートフォン等のカバーガラス技術を活かし、1.3ミリの厚みで3ミリのフロートガラスと同等の強度を持つ建築用特殊薄板ガラス「AFLIC(エーフリック)」を開発したと発表した。 同製品は、住設機器大手のLIXIL(本社:東京都千代田区)が3層に化工し来年1月に発売する高性能樹脂窓「エルスターX」、および同3月発売予定の高性能ハイブリッド窓「サーモスX」用に採用する。 国交省では、住宅の省エネ性能向上のため、建物内で消費するエネルギーと建物でつくり出すエネルギーを合わせてゼロとする「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」を2020年の標準新築住宅にしたいとして施策に取り組んでいる。 旭硝子は特殊な化学処理により、通常のフロートガラスと同等の強度を持ちながら半分以下の厚みの “AFLIC”を開発した。従来の複層ガラスと変わらない重量で、住宅の遮熱・断熱性能の向上を実現した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1409117768.pdf |