2014年09月01日 | |
東ソー、抗酸菌検査に威力、自動遺伝子検査装置発売 | |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:東ソー |
|
東ソーは1日、核酸の精製・増幅・検出を自動化して、簡便に測定できる自動遺伝子検査装置「TRC Ready-80」 と専用試薬を開発したと発表した。測定時間は約40分。9月1日から全国病院などに向け販売開始する。 わが国では結核患者は減少したとはいえ、なお新規結核患者が年間約21,000人登録されており、うち約1割が死亡している。学校での集団感染対策なども依然重要で、治療や感染予防にはスピーディな検査が必要となる。 一方、非結核性抗酸菌MAC(非結核性の感染症)症は年々増加傾向にあり年間患者数は約8,000人と推測されている。近年、重症化する症例が増えていることも大きな問題となっている。 同社が開発した新検査装置は、「精度の高い検査結果をより早く得たい」という医療現場からのニーズに応えた。 ■自動遺伝子検査装置 TRCReady-80 の概要 医療機器: 届出番号 13B3X90002000017 測定原理: TRC 法(東ソー独自開発の核酸増幅・検出法) 処理能力: 8テスト/バッチ 測定時間: 約40分(核酸精製から増幅・検出まで) 特長 : 専用試薬をセットするだけで核酸の精製・増幅・検出を自動で測定。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1409534003.pdf |