2014年09月01日 |
JXエネ、ベンゼンの9月契約価格1,310ドル、80ドル安 |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:JX日鉱日石エネルギー |
JX日鉱日石エネルギーは1日、9月のベンゼン・アジア契約価格(ACP)が、トン当たり1,310ドルで決着したと発表した。 前月から80ドル/トンの下落となる。 アジア域内のベンゼン需給環境は、パラキシレンメーカーの減産によるベンゼンの生産減が継続し、米国向け輸出も増加傾向にある一方、新設装置の立ち上げ及びスチレンモノマーなどベンゼン誘導品の稼動調整により7月以降緩和傾向にある。 市況はこれらの要因に原油安や米国市況の下落などにより、8月中旬から下落基調で推移した。 アジアACPはこれらの市場環境を反映しての決着となった。 国内価格換算想定値は、1キログラム当たり141.3円。 <用語の解説> ■ACP:Asian Contract Priceの略で、 アジア契約市場での指標価格(運賃込み)となる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1409559192.pdf |