2014年09月02日
7月のエチレン輸出入バランス 10万トン台に増大
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:経済産業省

経産省化学課は2日、7月の石油化学製品のエチレン換算輸出入実績を発表した。
前月に比べて輸出が増加し、輸入が減少した結果、出超幅(バランス)は2カ月ぶりに10万トン台に戻った。

輸出は171,200トンで前月比3.8%の増加(前年同月比11.6%減)、生産に占める輸出比率30.9%。
輸入は70,500トンで同▲0.3%(同17.7%)の増加。国内需要に占める輸入比率は15.6%だった。

エチレンの輸出は前月の6.1万トンから5.5万トンに減少した。LDやSMも前月比マイナスとなったがHD、ABSなど他の誘導品の輸出が増え全体では3.8%のプラスとなった。

輸入は、LDが前月比8.4%増の3.2万トンと伸びたがHDが12.6%減の1.5万トンと低下した。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1409648904.tif