2014年09月03日
出光興産、大規模牧場向けの牛用混合飼料開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:出光興産

出光興産は3日、カシューナッツ殻液を配合した大規模牧場向け混合飼料の新製品「ルミナップ・M」を開発、10月1日から共立製薬(東京都千代田区、高居隆章社長)を通じて全国販売すると発表した。

同社は2011年からカシューナッツ殻液を配合した牛用混合飼料「ルミナップ・TB」「同・GL」などを発売してきたが、乳牛の健康や生産性を重視した商品が多かった。

今回は「大規模牧場で使用できる飼料がほしい」というユーザーの要望に応えた。
粉末状で、従来品に比べて混合性やコストパフォーマンスに優れている。

第一工程はカシューナッツ生産国であるベトナムの現地パートナーである三谷産業の子会社に生産委託する。第二工程以降は日本国内で最終製品まで仕上げる。今後「ルミナップ」シリーズの新グレードとして拡販につとめる。