2014年09月03日
日本錬水、タイの世界最大製糖工場向け液糖精製装置を受注
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱レイヨン

三菱レイヨンは3日、グループ会社の日本錬水(本社・東京都千代田区、町田真哉社長)がタイ製糖大手のカセタイ社から世界最大の製糖工場向けにイオン交換樹脂を用いた液糖精製装置を受注したと発表した。

日本錬水のシンガポール子会社であるMRC Rensui Asiaが契約締結した。

カセタイ社はタイの砂糖製造販売大手企業で、2013年から住友商事と日新製糖が資本参加し、東南アジアで事業規模を拡大している。日本錬水の液糖精製装置は、カセタイ社のタイ北部ナコンサワン県にある単一工場として世界最大規模の生産能力を持つ製糖工場に増設される液糖精製工場に採用される。装置の稼動は2015年央予定。