2014年09月08日 |
クラレ子会社、「排水促進導水パイプ」新発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:クラレプラスチックス |
クラレプラスチックス(本社:大阪市、保江真一社長)は、コンクリートなどで舗装した道路の下やトンネル内などに溜った雨水を浸透させて排水する、独自開発の「排水促進導水パイプ」を本格発売すると発表した。 商品名は「クラドリップ」で、ファイバー(細い糸)とモノフィラメント(太い糸)を網組した独自のハイブリッド構造。細かい砂や土の侵入を防ぎ、毛細管現象を応用して雨水などをパイプ内に浸透させ排水する仕組みだ。 パイプの太さは内径10ミリ(外径14ミリ)と、同15ミリ(同18ミリ)の2種類。モルタルやコンクリート工事を行う際に内部に埋め込む。 これまでの試験販売で、橋梁部などに需要が見込まれることが分かった。浸透水の滞留による劣化を防ぎ、保全対策として有効なことも認められた。 このため今回、浸透性などをさらに改良し、新製品として本格発売することにした。 初年度1億円、3年後には3億円の売上げをめざす。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1410143288.pdf |