2014年09月10日 |
電気化学、ベトナムに「サーモフィルム」新工場 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:電気化学工業 |
電気化学工業は10日、ベトナム工場(DAV社)敷地内に電子・先端プロダクツ部門の主力製品であるエンボスキャリアテープ用カバーテープ「デンカサーモフィルム」の製造工場建設を決めたと発表した。 投資額約8億円で、年産5,000万平方メートルの新工場を建設する。完成は2015年9月末の予定。 「デンカサーモフィルム」は電子部品、半導体部品搬送用エンボスキャリアテープの蓋材(カバーテープ)として各国で広く採用されている。現在伊勢崎工場(群馬県伊勢崎市)で生産しているが、スマートフォン、タブレット端末の普及や、自動車の電装化が進む中、さらに需要が順調に拡大するともて、ベトナム工場建設を決めた。 DAVでは、現在建設中の塩ビ製粘着テープ「ビニテープ」新工場と「デンカサーモフィルム」新工場との一体運営を図り、事業基盤の一層の強化を目指す。2017年度の売上目標は「デンカサーモフィルム」合計約50億円。 【ベトナム子会社の概要】 ◇会社名 :DENKA ADVANCED NATERIALS VIETNAM CO.,LTD ◇所在地 :ベトナム フンイェン省 第二タンロン工業団地 ◇製品名 :「デンカサーモフィルム」 ◇生産能力:5000万平方メートル/年 ◇設備完成:2015年9月末(予定) ◇投資額 :約8億円 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1410329767.pdf |