2014年09月22日 |
新化学技術協、代謝工学と酵素工学の最前線」講演会 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:新化学技術推進協会 |
新化学技術推進協会は、「代謝工学と酵素工学の最前線/酵素機能デザインと液―液界面反応による物質生産」をテーマにした反応分科会講演会を10月6日14時から東京都千代田区三番町の同協会会議室で開催する。 同日は、宮本憲二・慶應義塾大学理工学部生命情報学科准教授が「酵素機能を合理的にデザインする」、小田忍・金沢工業大学バイオ・化学部教授が「水―有機溶媒界面に増殖するカビを用いた物質生産技術」をテーマに、それぞれ講演する。 宮本氏は、一般的に変異酵素がオリジナルと比較して活性が大幅に低下する問題点があったが、変異導入による活性回復の挑戦し、約1万倍もの向上に成功した経緯を説明する。小田氏は、液体培地と有機溶媒の界面にカビを増殖させて微生物変換に供する「液―液界面バイオリアクター」ならびに、その有機溶媒中に脂溶性二次代謝物を発酵生産させる「抽出液面固定化システム」について解説する。 終了後に懇親会。 参加費は、会員:無料、一般:1万円。 問い合わせ先は、新化学技術推進協会事業部(TEL:03-6272-6880)。 |