2014年09月24日 | |
三菱樹脂、アルミ樹脂複合板の欧州拠点が竣工 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱樹脂 |
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三菱樹脂は24日、ドイツ・ヴィースバーデン(ヘッセン州)にアルミ樹脂複合板の欧州拠点が完工したと発表した。投資額約20億円をかけて、年産能力150万平方メートルの工場が完成し、稼動を開始した。 同社のアルミ樹脂複合板 「アルポリック」(商品名)は軽量で剛性、不燃性に優れるなどの特長から、内外装用建築材として使用され、世界130カ国に販売実績を有する。 現在、日本の上田工場(長野県)、東京製造所(東京都青梅市)のほか、米国子会社(米国 ヴァージニア州)で製造しているが、需要伸長が見込まれる欧州にも拠点を設置した。 欧州ではドイツを中心に建築材料の不燃基準が厳しく、「アルポリック」にとっては拡販余地が大きい。 東欧やトルコ・中央アジアなどの新興国では経済発展を背景に建築ラッシュが続いている。 ドイツの新工場は、ポリエステルフィルムの製造販売会社、Mitsubishi Polyester Film 社が拠点を置くヴィースバーデンの工業団地内に完成し、22日に竣工した。 同社はこれを機に、今後さらに海外市場拡大に注力し、アルミ樹脂複合板の世界トップメーカーをめざす。 【新拠点の概要】 所在地 ドイツ ヘッセン州 ヴィースバーデン 投資額 約20億円 生産能力 150万平方メートル/年 敷地面積 5,300平方メートル ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1411526348.pdf |