2000年11月01日
フラットヤーンの出荷、1~9月計は前年比101%に
HDPE製品は104%、PP製品は97%
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 日本フラットヤーン工業組合は1日、HDPE製ならびにPP製フラットヤーンの9月の出荷実績をまとめた。それによると、HDPE製品は、インサイダー分が2,427トン(前年同月比99%)、アウトサイダー推定分が300トンの合計2,727トン(同101.7%)となっている。一方のPP製品は、インサイダー分が1,539トン(同97.7%)、アウトサイダー推定分が510トンの合計2,049トン(同98.7%)である。HDPE製品が微増、PP製品が前年割れというパターンが続いているわけ。
 この結果、1月から9月までの累計も、HDPE製品が前年同期を上回り、一方のPP製品が逆にマイナス成長となっている。トータルではわずか1%ながら前年同期を上回っている。累計の詳細は以下の通り。

 [HDPE製品]▽組合内合計=2万1,073トン(前年同期比101%)
         ▽アウトサイダー推定=2,500トン(同134%)
         ▽総合計=2万3,537トン(同104%)。

 [PP製品]  ▽組合内合計=1万4,046トン(同96%)
         ▽アウトサイダー推定=4,460トン(同102%)
         ▽総合計=1万8,506トン(同97%)。
         
 [両製品合計] ▽組合内合計=3万5,119トン(同99%)
         ▽推定を含む総合計=4万2,079トン(同101%)。