2014年09月29日 |
旭硝子、屋外で使用可能な低反射ガラス新発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:旭硝子 |
旭硝子(AGC)は29日、コーティングの耐候性、耐薬品性を高めた屋外でも使用可能な低反射ガラス「クリアサイト」を開発、10月2日から販売開始すると発表した。 低反射ガラスとは、ガラスの両面に特殊なコーティングを施すことで光の反射率を抑え、映り込みを低減するガラスのこと。そこにガラスがあるように見えないため、美術館の展示ケース用ガラスや店頭のショーケースなどの分野にニーズが高まっている。 これまで同社が輸入販売してきた建材用低反射ガラスは、コーティングの耐久性の問題で、ショーウィンドウなど屋外での使用には向かなかった。 そこで、同社は耐候性、耐薬品性の高いコーティングを独自に開発し、鹿島工場で素板から加工まで一貫生産することにした。 コーティングの耐久性を高めたことにより、屋外使用が可能となるだけでなく、複層ガラスや合わせガラスとしても加工できる。自社生産することでサイズ、厚み、納期などフレキシブルな対応が可能となる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1411967760.pdf |