2000年11月01日 |
三菱化学、中間期と通期の連結業績予想を修正 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:三菱化学 |
三菱化学は1日、2000年9月中間期と2001年3月期の連結業績予想修正を発表した。 中間期では、売上高は主にナフサ価格上昇に伴う石化分野の価格是正により増収を見込む。利益面では原料価格上昇分の価格是正の遅れによる塩ビ樹脂、合繊原料などの石化分野での減益、光ディスクの価格低落などによる情報電子分野での減益はあるものの、高機能フィルムなど機能材料分野が好調で、医薬分野の収益向上、サービス分野で販売用不動産の売上が繰り上がったことなどにより、全体としては営業利益、経常利益、当期純利益ともに前回予想より増益を見込む。 通期では、売上高は中間期と同じ要因で増収を見込む。利益面では、機能材料分野では増収を見込むが、ポリオレフィン、塩ビ樹脂、合繊原料の分野で価格是正の遅れが、情報電子分野で光ディスク価格低落や光通信用半導体レーザーの販売低調などにより、営業利益、経常利益、当期純利益ともに前回予想より減益を見込む。 業績予想修正値は次の通り。 [2000年(平成12年)9月中間期連結業績予想修正] 修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:億円、%) ◇売上高 8,330(8,200)130 1.6 ◇営業利益 350(290)60 20.7 ◇経常利益 240(170)70 41.2 ◇中間純利益 5(△40)45 - [2001年(平成13年)3月期連結業績予想修正] 修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:億円、%) ◇売上高 17,700(17,200)500 2.9 ◇営業利益 700(810)△110 △13.6 ◇経常利益 450(570)△120 △21.1 ◇中間純利益 50(140)△90 △64.3 |