2014年09月30日 |
昭和電工、インドネシア酢エチ事業から撤退 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は30日、インドネシアでの酢酸エチル事業を終了すると発表した。 年内にも生産を終え、連結子会社PT.ショウワ・エステリンド・インドネシア(SEI)を解散する。 SEIは、東南アジア地域での酢酸エチル販売を目的として1997年に設立。昭電のエチレン直接付加法による初プラントとして1999年に操業を開始した。その後も需要は堅調に推移したが、近年は原料価格の上昇や近隣国での相次ぐ設備増強などにより事業環境は悪化していた。共同出資者と協議した結果、事業継続は困難と判断した。 【SEIの会社概要】 ◇会社名 PT.ショウワ・エステリンド・インドネシア(PT. SHOWA ESTERINDO INDONESIA) ◇本社所在地 インドネシア・ジャカルタ ◇設立 1997年8月 ◇資本金 2,440万米ドル ◇出資比率 昭和電工 66.98%、PT.Adiguna Eka Sentra 20.22%、豊田通商 9.43%、CLP 3.37%。 ◇代表者 取締役社長 原 聡 ◇事業内容 酢酸エチルの製造販売 ◇設備能力 年産5 万トン ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1412061783.pdf |