2014年10月01日
カネカの有機EL照明パネル、京都国立博物館特別展に採用
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:カネカ

カネカは、同社が製造・販売する有機EL照明パネルが、京都国立博物館で10月7日から11月24日まで開催される特別展覧会 修理完成記念「国宝 鳥獣戯画と高山寺」に出展される国宝「鳥獣人物戯画」全4巻の展示照明として採用されることが決まったと発表した。

採用された理由は次の3点。
(1)パネルが薄く、軽く、発光に伴う発熱も抑えられるため、展示物と調和した照明設置が可能
(2)面で発光し全体に柔らかく照らすため、展示物全体に均等に光が広がり強い影ができにくい
(3)紫外線、赤外線の発生がなく保存科学の観点から「国宝」を照らす照明として適している

カネカでは、引き続き有機EL照明の特徴を生かし、東洋美術をはじめあらゆる絵画・美術品の展示照明分野に同照明パネルを積極展開していく方針だ。