2014年10月01日 |
JXエネ、ベンゼン10月契約価格1,200ドル、110ドル安 |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:JX日鉱日石エネルギー |
JX日鉱日石エネルギーは1日、10月のベンゼン・アジア契約価格(ACP)について、大手需要家との交渉の結果、1トン当たり1,200ドルで決着したと発表した。 前月から110ドル/トンの下落となる。 アジア域内のベンゼン需給環境は、パラキシレンメーカーの減産によるベンゼンの生産減が続き、米国向け輸出も堅調に推移している。だが新設装置の立ち上げやスチレンモノマーなど誘導品の需要停滞から、需給バランスは7月以降緩和傾向にある。 市況はこれらの要因に原油安や米国市況下落などの影響を受け、8月中旬から下落基調で推移していた。 アジアACPはこれらの市場環境を反映しての決着となった。 国内価格換算想定値は、1キログラム当たり135.8円。 <用語の解説> ■ACP:Asian Contract Priceの略で、 アジア契約市場での指標価格(運賃込み)となる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1412153424.pdf |