2014年10月02日 |
8月の原油輸入量、6カ月連続の前年割れ |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:資源エネルギー庁 |
資源エネルギー庁発表の8月の石油統計速報によると、原油輸入量は1,652万キロリットルで、前年比97.4%と6カ月連続して前年を下回った。 原油輸入量を多い順にみると、 (1)サウジアラビア 583万kl(前年同月比83.7%) (2)アラブ首長国連邦 451万kl(同147.7%) (3)カタール 209万kl(同96.9%) (4)クウェート 121万kl(同111.7%) (5)イラン 99万kl(同93.8%) だった。 同月の中東依存度は87.7%で前年同月比4.0ポイント増と3カ月ぶりに前年を上回った。 燃料油の生産は1,496万kl、前年同月比90.7%と5カ月連続の前年比マイナスとなった。 油種別に見ると、B・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油およびA重油は前年同月を下回った。 <8月のナフサ需給概要> 単位:KL ( )前年同月比% ・月初在庫 1,493,777 ・生産 1,461,252(82.4) ・輸入 2,262,535(100.9) ・販売 3,575,412(93.0) ・輸出 ー(ー) ・月末在庫 1,576,922(92.4) |