2014年10月06日 |
凸版印刷、外箱ごと加熱できるレンジ用食品包装材開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:凸版印刷 |
凸版印刷は6日、電子レンジで外箱ごと加熱できる食品用包装材「蒸(じょう)できパウチボックス」(商品名)を開発したと発表した。食品業界などに向け11月上旬から販売開始する。 食品の入ったパウチとその外箱で構成される電子レンジ調理用のパッケージで、今回、パウチのまま電子レンジで調理しても袋が破裂しないよう蒸気を逃がす特殊な構造を開発した。 また、蒸気の圧力でパウチが膨らむ力を利用して箱が自然に開くよう、外箱にミシン目を入れた。これにより事前に箱を開ける手間や、やけどのリスクを低減した。 パウチには独自開発の透明ハイバリアフィルム「GLフィルム」を使用し、アルミ箔に匹敵する高いバリア性を実現した。 2017年度に電子レンジ用包装材全体で30億円の売り上げをめざす。 同社は、10月7日~10日東京ビッグサイトで開催される「2014 東京国際包装展」に同製品を展示する。 |