2014年10月06日
ドイツにもエボラ出血熱患者向け日本の医薬品
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:富山化学、富士フイルム

富士フイルムは6日、フランス政府機関(ANSM)から子会社の富山化学工業が開発した抗インフルエンザウィルス薬「アビガン錠」を服用していた、エボラ出血熱によるフランス人女性患者が、4日に無事退院したとの連絡を受けたと発表した。

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同社は先に、ANSM からフランス人女性看護師の治療用として、「アビガン錠」の提供依頼があり、日本政府と協議した上、緊急対応策としてこれに応えていた。


また、ドイツでもフランクフルト大学病院に搬送されたウガンダ人のエボラ出血熱患者に4日、「アビガン錠」が投与された。ドイツから同剤の提供依頼があり、日本政府と協議の上で緊急対応していた。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1412583530.pdf