2014年10月06日
武田薬品、米国の製造物責任訴訟評決に不満
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:武田薬品工業


武田薬品工業は6日、米国ペンシルバニア州フィラデルフィア郡一般訴訟裁判所で3日(米国時間)、同社の2型糖尿病治療薬「アクトス」に起因する膀胱がんを主張する製造物責任訴訟で、2.05百万ドルの補償的損害があるとの陪審評決が下されたことについて、「大変遺憾であり、到底承服できない」として今後“科学的根拠”を示して争っていくと発表した。

今回の陪審評決以前に、審理に至ったアクトスの製造物責任訴訟6件のうち5件で同社の主張が認められている。