2014年10月07日
産総研関西、再生医療テーマに本格研究WS・14日
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:産業技術総合研究所

産業技術総合研究所は、再生医療に焦点を当てた「平成26年度産総研関西センター本格研究ワークショップ(WS)」を10月14日13時30分から大阪市西区の大阪科学技術センターで開催する。

とくに実用化に近い再生医療を展開している企業関係者、医師、研究者が集い、再生医療の産業化に期待される将来技術、サービスについて議論する。また(1)研究から医療への展開の見通し(2)再生医療事業の最新動向?医療・産業化に今後求められる技術―について講演が行われる。

講演に加えて、再生医療産業に関連する企業からの展示、全国にある産総研拠点の技術シーズを紹介する技術交流会も開催する。

仲尾功一・タカラバイオ社長が「再生医療産業の確立に向けて」をテーマに基調講演したあと以下の講演がある。
「細胞移植に資する細胞製造システムの展開」 紀ノ岡正博・大阪大学大学院工学研究科教授
「再生医療用機器開発への取り組み」 中矢一也・パナソニックヘルスケア専務(CTO)
「骨髄間葉系幹細胞を標的とした難病治療戦略」 玉井克人・大阪大学大学院医学系研究科教授
「糖鎖プロファイリング技術による幹細胞の品質評価」平林淳・産総研幹細胞センター首席研究員
「骨髄間葉系幹細胞を用いた再生医療実用化」 弓場俊輔・産総研関西センター健康工学研究グループ長

講演終了後に交流会。
参加費は無料(交流会参加は3000円)、定員250人。
問い合わせ先は、関西センター事務局(TEL:072-751-9606)。