2000年10月31日 |
チバSC、新CEO兼会長にアーミン・マイヤー氏を指名 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ |
チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(チバSC)の取締役会は31日、同取締役会副会長のアーミン・マイヤー氏を新CEO(最高経営責任者)および会長に指名した、と発表した。同氏は、1995年からABB(アセア・ブラウン・ボベリ)者の執行役員メンバーで、ロルフ・マイヤー現CEO兼会長の後を引き継ぎ、11月17日付で会長、2001年1月1日付でCEOに就任する予定となっている。 アーミン・マイヤー氏は51歳。現在ABBグループが有している5つのグローバル・セグメントの1つであるビル技術部門(1999年度売上高60億ドル超、社員数5万5,000人)のヘッドを務めている。 同氏は、「ABBでの25年間に多くの上級管理職を経験しました。新しい職務を大変魅力的なチャレンジとして受け止めています。チバ・スペシャルティ・ケミカルズの取締役を務める間、チバの可能性について貴重な洞察を得たからです」と述べ、続けて「スピンオフの成功の後、ロルフ・マイヤー氏とそのマネジメント・チームは、コストの削減、ポートフォリオの集中化、利益ある成長とイノベーションの強固な基礎を築くなど、主だったプロジェクトを完了させました」と語った。 なお、ロルフ・マイヤー氏は、11月16日付で退任する意向を、取締役会に伝えており、 取締役会はこれを受理した。同氏は、「チバは健全で、業績も好調です。チバガイギーとチバ・スペシャルティ・ケミカルズで経営者として27年間、そしてスピンオフのための最初の段階から数えて5年間が過ぎ、今私は新しいチャレンジに向けての準備をしているところです。」と語り、さらに「アーミン・マイヤーは、素晴らしい経歴の持ち主です。ABB社で部門長として、彼は、グローバルな顧客との取引や新しい高成長市場への参入、技術的な変化の最先端を維持するための継続的なイノベーションなど、国際企業が直面する業務上の主要な経験を経ています。 これらはチバが日常的に直面するチャレンジで、アーミン・マイヤーの経験がチバ・スペシャルティ・ケミカルズの将来的な発展において、かけがえのないものとなるでしょう」と述べた。 |