2014年10月09日
帝人の超軽量天井材、東工大トレーニングルームに採用
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:帝人

帝人は、同社が開発した超軽量天井材「かるてん」が、東京工業大学(東京都目黒区)の屋内運動場にあるトレーニングルームの天井材として採用されたと発表した。

「かるてん」は、帝人が展開するポリエステル製タテ型不織布を基材として開発したもので、重量は1平方メートル当たり約0.7キログラムと超軽量なほか、柔らかい、燃えにくい、吸音性能と断熱性を備えているなどの特徴がある。

今回、トレーニングルームの天井脱落対策工事で、安全性を高めるために採用されたもので、「かるてん」が公共構造物で本格的に採用されたのは今回が初めて。

「かるてん」は、従来の天井材に比べて重さが約10分の1と軽量なため、天井の仕上げ材(表面を形成する素材)として使用することで、万一、天井が落下した場合でも安全確保に貢献できる。