2014年10月14日
富士フィルム、レザー搭載システム向けに極細径内視鏡
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フイルムは14日、レーザー光源を用いた新世代内視鏡システム「LASEREO(レザリオ)」用内視鏡の新ラインアップとして、鼻からの挿入が可能な先端部径5.8ミリの極細径の上部消化管用経鼻内視鏡「EG-L580NW」を23日から富士フイルムメディカルを通じて発売すると発表した。

「LASEREO」は、波長の異なる「白色光観察用レーザー(白色光用レーザー)」と「狭帯域光観察用レーザー」の2 種類のレーザーを搭載している。

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新発売する「EG-L580NW」は、こうした「LASEREO」特有の観察が可能な上部消化管用経鼻内視鏡。鼻か挿入することで、咽頭反射による嘔吐感を軽減することができる。また、内視鏡先端から照射される照明光のバランスを見直し、画面周縁部までより明るい画像を提供し視認性を向上させる。先端部径は5.8ミリと極細、鉗子口径は2.4ミリと広くした。赤色領域が見分けやすい特殊光色彩強調機能「LCI」を利用することができる。

標準ユーザー渡し価格 :3,600,000円(税抜)

ニュースリリース参照
上部消化管用経鼻内視鏡「EG-L580NW」新発売
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1413259883.pdf