2014年10月17日
産総研、奈良医大と連携・協力の推進で協定締結
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:産業技術総合研究所

産業技術総合研究所は、奈良県立医科大学(奈良医大)と連携・協力の推進に関する協定を締結した。
医工連携技術の研究開発の推進が期待される。

同協定に基づいて産総研と奈良医大は、共同研究などの研究協力や人材交流・育成、健康社会構築に向けた活動を推進する。また医療や看護現場、日常生活の中での健康維持・増進に貢献するとしている。

具体的には、次の5つの技術分野で共同研究を行う。
(1)骨導超音波補聴器や感染症診断用の高速遺伝子検査システムの実用性向上に向けた研究開発の加速。
(2)がん細胞検出用デバイスをはじめとする健康デバイスの医療現場での実証研究の加速。
(3)産総研が進める見守り住宅技術と、奈良医大が進める健康まちづくりを連携した実証研究。
(4)産総研のセンサー技術を活用して、奈良医大が持つ無拘束生体計測技術や診断技術の共同開発を加速。
(5)産総研が進めるサービス工学的研究アプローチの医療関連技術への応用。