2014年10月22日 |
昭電システムの大規模植物工場、天童市に完成 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は22日、同社がシステム開発した大規模植物工場が山形県天童市で竣工したと発表した。 工場は、山形市に本社のある中堅商社、遠藤商事(遠藤靖彦社長)が昭電の技術サポートを受けて完成した。 LED照明を使用した完全閉鎖型の植物工場で、リーフレタスなどの葉菜類を一日に最大4,000株収穫できる生産能力を有する。生産された野菜は、山形県内のスーパーマーケットなどで販売する。 植物工場システムは、昭電が独自の高速栽培技術(SHIGYO法)に、LED照明や栽培ユニットなどを組み合わせパッケージにして開発した。 天候や気温に左右されず、一年中繰り返し計画的・安定的に農産物が生産できる。 とくにSHIGYO法の場合は、農産物の品種に合わせて最適な光を選択的に照射することができる。 このため、他の照明を使用した工場に比べて単位当たりの収穫量やコスト面で有利となる。 昭和電工は11月12日~14日、東京ビックサイトで開催される「アグリイノベーション2014」で同社の植物工場システムを紹介する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1413958744.pdf |