2014年10月23日 |
武田薬品、米スキャンポ社とグローバルライセンス契約 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:武田薬品工業 |
武田薬品工業は、米国スキャンポ社(本社・メリーランド州)との間で、AMITIZA(一般名:ルビプロストン)について、グローバルでの開発・販売、供給に関するライセンス契約を締結したと発表した。これにより武田薬品は、現在有する米国・カナダに加え、日本及び中国以外のすべての国で同剤の独占的販売権を獲得した。 同契約で武田薬品は1400万米ドルの契約一時金とともに、今後一定の売り上げ収益に応じた追加のマイルストンとしてスキャンポ社に最大3500万米ドルを支払う。スキャンポ社は、両社が合意した価格でAMITIZAを武田薬品に独占的に供給する。武田薬品はすべての開発活動及び開発費用を負担するが、スキャンポ社は最初の600万米ドルまでの開発費用を負担する。また、武田薬品は同剤の販売承認取得ならびに販売活動のすべてを担当する。 AMITIZAは、米国で成人の慢性特発性便秘症治療薬として承認されている。 |