2014年10月23日
植物保護UPOV・技術作業部会議長に日本人2人初選出
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:農林水産省

農林水産省は、このほこ開催された植物新品種保護国際同盟(UPOV)の第48回理事会で、6つの技術作業部会の議長(任期3年)が選出され、日本から果樹に関する技術作業部会の議長に山口克己・農林水産省東北農政局消費・安全部消費・安全調整官、また鑑賞植物・樹木に関する技術作業部会議長に沼口憲治・同省食料産業局新事業創出課次席審査官がそれぞれ選出されたと発表した。日本から技術作業部会の議長が選出されたのは、これが初めて。

UPOVは、新しく育成された植物新品種を各国が共通の基本原則に従って保護することで、優れた品種の開発、流通の促進を目的にしている。技術作業部会には農作物、果樹、鑑賞植物・樹木、野菜、コンピュータ、生化学・分子技術の6つの技術作業部会が設置され、品種登録審査に用いられる国際基準のUPOVテストガイドラインの策定のための検討が行われる。