2014年10月24日
三井物産、苫小牧市にバイオマス発電会社設立
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三井物産

三井物産は24日、イワクラ(本社・北海道苫小牧市)、住友林業(本社・東京都千代田区)、北海道ガス(本社・北海道札幌市)との共同出資により、北海道苫小牧市に苫小牧バイオマス発電(資本金4億9900万円、出資比率は三井物産40%、イワクラ、住友林業、北海道ガスが各20%)を設立し、木質バイオマス発電事業を行うことで同日、協定書を締結したと発表した。

同事業は、新会社が苫小牧市晴海町に発電規模約5.8メガワットの発電設備(年間発電量は約4000万kWで一般家庭約1万世帯分に相当)を建設し固定価格買取制度を利用して発電事業を行う。
2015年5月に着工、2016年12月の稼働開始を予定している。

三井物産は、全国に約4万4000ヘクタールの社有地(三井の森)を保有している。このうち8割の約3万5000ヘクタールが北海道内にある。今後これらの未利用社有地から木材資源を新会社に供給する予定だ。