2014年10月27日
タカラバイオ、米ブロード研のゲノム編集特許取得
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:タカラバイオ

タカラバイオは27日、米国ブロード研究所(マサチューセッツ州)から、同研究所、マサチューセッツ工科大学及びハーバード大学が保有するゲノム編集に関する特許群について、研究分野における全世界の通常実施権を取得したと発表した。

ゲノム編集は標的遺伝子を破壊もしくは導入する遺伝子操作技術の一種で、近年は基礎研究分野だけでなく再生医療などの応用研究分野でも広く利用が進んでいる。

とくに今回、タカラバイオグループが取得した、CRISPR/Cas9 システムによるゲノム編集技術は、先行して普及している類似技術に比べて操作が簡便で効率的なことから、急速に普及が進んでいる。

同社は引き続き今後成長が見込まれるゲノム編集分野の製品・サービスの充実を図り、売上拡大を目指す。

【ブロード研究所の概要】
◇正式名 : The Eli and Edythe L. Broad Institute of MIT and Harvard
◇設立 : 2004 年
◇住所 : 7 Cambridge Center, Cambridge, MA 02142, USA
◇概要 : ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学が共同運営する研究施設で、医療や生物に関わる研究が行なわれている。
◇ホームページ : http://www.broadinstitute.org


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1414398413.pdf