2014年10月31日 |
新第一塩ビ、千葉工場停止 2拠点体制へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:新第一塩ビ、トクヤマ |
トクヤマと新第一塩ビ(本社:東京都港区、土屋敏昭社長)の両社は31日、塩ビ事業の抜本的な構造改革を行うため、2015年9月末をめどに汎用塩ビを生産する千葉工場(千葉県市原市)を停止し、徳山工場に生産を集約すると発表した。 千葉工場は住友化学千葉コンビナート内に立地し、年産能力8万トン。 新第一塩ビの生産体制は、汎用塩ビを生産する徳山工場(年産14万5,000トン)と、ペースト塩ビを生産する愛媛工場の同3万トンの2拠点、合わせて年産17万5,000トンに集約。最適生産体制の確立により塩ビ事業の基盤強化を図る。 新第一塩ビは、資本金20億円。トクヤマ(71%)、日本ゼオン(14.5%)、住友化学(14.5%)の3社で構成。 2014年3月期の売上高は222億円。 ■2013年末現在の塩ビ樹脂各社別生産能力(経産省化学課調べ) 単位;千トン ・カネカ 369 ・信越化学 550 ・新第一塩ビ 255 ・大洋塩ビ 558 ・徳山積水 117 ・東ソー 28 ・東亞合成 120 ◇合計 1,997 |