2014年10月31日 |
宇部興産・大幅減益、通期回復見込みも |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:宇部興産 |
宇部興産が31日発表した、2014年4~9月連結決算は営業利益が前年同期比32%減、純利益は99%減の大幅減益となった。ナイロン原料カプロラクタムや機能品・ファイン製品の市況低迷の影響を大きく受けた。 同社の泉原雅人常務は「化成品・樹脂、機能品・ファイン、医薬の化学3部門が減収だったが、建設資材は増収で明暗を分けた。通期見通しでは、増収・増益を予想している」と分析。「化成品・樹脂部門は、堺工場のカプロラクタム生産停止で42億円の合理化効果が見込まれる。建設資材の利益増も見込める」と、通期ベースでの回復を強調した。 【宇部興産・第2四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )対前年同期増減率% ◇売上高 307,726(△1.0) ◇営業利益 6,209(△31.6) ◇経常利益 4,877(△27.7) ◇当期純利益 45(△99.3) ◇1株当たり純利益 0.04円(6.54円) <平成27年3月期・通期(連結)予想>単位:百万円 ( )対前期増減率% ◇売上高 660,000(1.5) ◇営業利益 26,000(6.5) ◇経常利益 22,000(17.7) ◇当期純利益 12,500(△1.0) ◇1株当たり純利益 11.82円 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1414737895.pdf |