2014年11月04日 |
JXエネ、ベンゼン11月契約価格1,095ドル、105ドル安 |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:JX日鉱日石エネルギー |
JX日鉱日石エネルギーは4日、11月のベンゼン・アジア契約価格(ACP)について、大手需要家との交渉の結果、1トン当たり1,095ドルで決着したと発表した。 前月から105ドル/トンの下落となる。 アジア域内のベンゼン需給環境は、新設装置の立ち上げによる供給の増加と、パラキシレンメーカーの減産に伴うベンゼン生産減の継続、米国向け輸出の増加によりおおむね均衡状態を保っている。 市況は原油価格下落の影響を受け、引き続き軟化傾向で推移した。 アジアACPはこうした市場環境を反映しての決着となった。 国内価格換算想定値は、1キログラム当たり129.9円。 <用語の解説> ■ACP:Asian Contract Priceの略で、 アジア契約市場での指標価格(運賃込み)となる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1415087942.pdf |