2014年11月10日

出光興産、福井県の木質バイオ発電に参加

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：出光興産

出光興産は10日、福井県大野市の木質バイオマス発電計画、「福井グリーンパワー」（本社：神戸市、佐久間英明社長）に10％出資したと発表した。同発電所は同日、起工した。 林野庁、福井県、大野市の支援や地元森林組合、林業関係者が協力し、県内で発生する間伐材や一般木材などを原料に発電を行う計画。未利用資源の有効利用と再生可能エネルギーの推進を図るのが狙い。 新会社（福井グリーンパワー）は資本金3億円。神鋼環境ソリューションが70％、出光興産と九頭竜森林組合、ニューチップ運送の3者が各10％出資する。2016年4月の事業開始を目標に福井県大野市に総事業費約40億円で発電規模6,000キロワット級の木質バイオマス発電設備（流動床式ガス化燃焼炉）を建設し、運営する。