2014年11月17日
積化成、ブルーライトカットなどLED照明機器発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:積水化成品工業

積水化成品工業は17日、LED照明機器の新商品として、(1)光に含まれるブルーライト領域を抑制したブルーライトカットタイプ(2)光の波長を500nm以下に抑えた低誘虫タイプ(3)従来の水銀灯に替わる省電力の照明機器ーの3つのタイプの照明機器を開発したと発表した。

このところ省エネや省電力化を背景に、LED照明の普及が急速に進んでいるが、光がまぶしく目への刺激が強い、コストが割高、などの課題があった。

積水化成品はこれまで独自の重合技術で真球状微粒子ポリマー(テクポリマー)を開発し、ディスプレイや塗料・インク、化粧品などの原料として販売してきた。今回さらに同技術を、LED光の拡散分野に適用した。
ブルーライトカット・タイプは、明るさを保ちながら、目への刺激が強いブルーカットを約25%低減した。明るさの調整(調光機能)も可能だ。
同社はまた機器販売だけでなく、照明設計から施工まで一貫体制で注文を受けるシステムも確立した。

2019年度の売上高30億円をめざす。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1416198489.pdf