2014年11月17日

三井化学、太陽光パネル劣化、80倍の精度で検出

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：三井化学

三井化学は17日、メガソーラー発電所で使用する太陽光パネルの劣化による発電量低下を従来比80倍以上の性能で検出する「発電量データ診断技術」を、数理モデル専門のテンソル・コンサルティング（本社：東京都千代田区、藤本浩司社長）と共同開発したと発表した。 メガソーラー発電所では、太陽光パネルの劣化等による発電量の低下が大きな課題となっている。 太陽光パネルは発電規模にもよるが、ふつうは数千枚のパネルが並んで設置されそれぞれがつながっている。 気象状況や周辺環境、太陽光パネル自体の汚れや故障などによって発電量が低下した場合は、高い精度でキャッチすることが重要となる。 三井化学とテンソルは、三井化学が持つ太陽光パネルの劣化・故障に関するデータや知見と、テンソルが有するデータマイニング技術を組み合わせて、太陽光パネルの劣化等による発電量低下をす早く正確に検出する診断技術を開発した。従来手法と比べて、80倍以上の診断性能を実現した。 両社は11月23日～27日、国立京都国際会館で開催される「第6回太陽光発電世界会議」（WCPEC 6）でこの成果を共同発表する。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1416198643.pdf （英文） Joint Development of Data Diagnostics to Detect Drops in ・・・ http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1416198643.pdf