2014年11月17日
経産省「自動車産業戦略 2014」まとむ
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省は17日、「自動車産業戦略2014」を発表した。
日本再興戦略の改定を踏まえて自動車産業が中長期的に直面するとみられる課題を整理分析し、次世代自動車普及促進を図ろうというもの。「グローバル戦略」として、「環境・エネルギー制約などの課題を見据えた先進的国内市場を世界に先駆けて形成すること」をポイントに掲げた。

今後10~20年にわが国自動車産業が直面する課題としては、
(1)地球環境問題など管k・エネルギー制約
(2)世界人口と一人当たりGDPの増大
(3)先進国での高齢化による自動車保有台数の減少
(4)都市の過密化と地方の過疎化
(5)多様で新しい価値観の台頭
の5項目を挙げた。

また、これらの課題を背景に今後必要な「システム戦略」として、
(1)電動車両の普及拡大及び電力との連携による非常時の電源確保、再生可能エネルギー導入拡大への貢献
(2)交通事故や交通渋滞の深刻化には、安全運転支援システム、自動走行システムのさらなる性能向上
が重要になるとした。


ニュースリリース参照
http://www.meti.go.jp/press/2014/11/20141117003/20141117003.pdf


「自動車産業戦略2014」の概要
http://www.meti.go.jp/press/2014/11/20141117003/20141117003-B.pdf