2014年11月21日
農水省、遺伝子組換え植物調査「交雑など見られず」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:農林水産省

農林水産省は21日、「平成25年度遺伝子組換え植物実績調査」結果を発表した。
遺伝子組換え植物の生育状況や遺伝子組換え植物に組み込まれている遺伝子が交雑可能な近縁種に広がっていないかを把握するため、セイヨウナタネやダイズの輸入港の周辺地域で、遺伝子組換え両作物の生育状況や近縁種との交雑状況を調査した。

それによると、採取したナタネ類は1473個体で、このうち組み換えられた遺伝子を持つカラシナ又は在来ナタネは発見されなかった。
また、ダイズ及びツルマメとも採取した個体は27個体で、組み換えられた遺伝子を持つカラシナ又は在来ナタネは見られなかった。