2014年11月27日 |
旭化成ケミ、中国のポリカーボネートジオール稼働入り |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成ケミカルズ |
旭化成ケミカルズは27日、中国・南通市に建設中だった高機能ポリウレタン樹脂原料、ポリカーボネートジオール(PCD)「デュラノール」(商品名)年産3000トン設備が完成し、稼動を開始したと発表した。 PCDは、耐熱性・耐水性などに優れた高機能ウレタン樹脂の原料で、需要は順調に伸びている。 現在、水島製造所(岡山県)に年産3000トンの設備があり、今回の新設と合わせて年産6000トンとなった。 今後もアジアで地域で安定した供給体制を構築し、市場トップシェアの地位を固めていく方針だ。 <生産設備新設の概要> (1)立地: 旭化成精細化工(南通)有限公司 敷地内 (2)能力: 3000トン/年(新設後能力: 岡山県倉敷市の3000トンと合わせて6000トン/年) (3)工期: 2014年春着工、2014年11月稼働開始 <旭化成精細化工(南通)の概要> ◇会社名: 旭化成精細化工(南通)有限公司(Asahi Kasei Performance Chemicals Corp.) ◇所在地: 中国・江蘇省南通市 経済技術開発区内 ◇董事長: 鈴木 淳 ◇資本金: 44億円 (出資比率:旭化成ケミカルズ50%、旭化成(中国)投資有限公司50%) ◇事業概要: HDI系ポリイソシアネート「デュラネート」の製造・販売、ポリカーボネートジオール「デュラノール」の製造・販売 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1417052936.pdf |