2014年11月27日 |
三菱樹脂、安全性の高い「人工芝」発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱樹脂 |
三菱樹脂は27日、子会社のアストロ(本社:東京都中央区 安田一彦社長)が、幼児や小学生向けに安全性の高い「人工芝」を開発、「アストロガーデン」(商品名)として、12月1日から本格発売すると発表した。 最近、幼稚園や小学校、公園などの施設には、砂ぼこりや雨天後の水たまりを防ごうと、人工芝を導入するところが増えているが、夏場には日光を反射して芝の温度が上昇しやすいという課題があった。 人工芝やゴムチップを手がけるアストロはこのほど、この課題を解決した「アストロガーデン CEGシリーズ」を開発した。温度上昇を抑制するため、人工芝部分の配合設計を見直した。充填材に使用するゴムチップを特殊淡色弾性チップに改良し、より効果的な温度抑制効果が得られるようにした。 この結果、一般的な従来の人工芝に比べて約25%温度抑制効果があることが認められた。また、安全性については、世界的にも厳しいとされる欧州規格「玩具の安全性に関する指令」の規格値をクリアした。 同社は今後、同シリーズを学童・幼児施設向けを中心に広く営業展開していく方針。 3年後に3億円の売上高をめざす。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1417055490.pdf |