2014年11月28日 |
10月の原油輸入量、8カ月ぶり前年比増 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:資源エネルギー庁 |
資源エネルギー庁が28日発表した10月の石油統計速報によると、同月の原油輸入量は1,632万キロリットルで、前年比103.9%と8カ月ぶりに前年を上回った。 原油輸入量を多い順にみると、 (1)サウジアラビア 588万kl(前年同月比120.0%) (2)アラブ首長国連邦 427万kl(同115.6%) (3)ロシア 137万kl(同85.3%) (4)カタール 129万kl(同67.6%) (5)クウェート 91万kl(同91.8%) だった。 同月の中東依存度は85.2%で前年同月比2.5ポイント増と3カ月連続して前年を上回った。 燃料油の生産は1,463万kl、前年同月比100.9%と7カ月ぶりに前年を上回った。 油種別に見るとガソリン、ナフサ及び灯油は前年同月を上回り、ジェット燃料油、軽油、A重油及びB・C重油は下回った。 <10月のナフサ需給概要> 単位:KL ( )前年同月比% ・月初在庫 1,913,179 ・生産 1,714,916(110.3) ・輸入 2,160,317(101.5) ・販売 3,957,331(104.5) ・輸出 ー(ー) ・月末在庫 1,8254,599(117.6) |