2000年10月27日
東邦レーヨン、中間期・通期の単独および連結業績予想を修正
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:なし

 東邦レーヨンは27日、2000年9月中間期と2001年3月期の単独および連結業績予想修正を発表した。
 単体については、炭素繊維事業がメーカー各社の生産設備の増強と需要の減少から需給が失調、その回復が遅れていることにより中間期で7億円、通期では17億円の減収となる見通しで、経常利益は売上高の減少と原燃料価格の上昇によるコストアップなどにより5億円の減益で、この結果当期純利益は中間期で2億5,000万円、通期で7億円の減少となる見込み。
 一方連結では、炭素繊維事業の市況回復の遅れのほか、一般繊維事業においても国内消費の低迷や製品輸入攻勢などの影響を受け、中間期で32億円、通期では40億円の減収となるほか、経常利益は単体と同様の理由により中間期32億円、通期14億円の減少となり、当期純利益は中間期で8億円、通期で14億円の減益を見込んでいる。
 業績予想修正値は次の通り。

[2000年(平成12年)9月中間期単独業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%)
◇売上高 5,400(6,100)△700 △11.5
◇経常利益 △550(△400)△150 △37.5
◇当期純利益 △2,750(△2,500)△250 △10.0

[2001年(平成13年)3月期通期単独業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%)
◇売上高 11,100(12,800)△1,700 △13.3
◇経常利益 △1,300(△800)△500 △62.5
◇当期純利益 △3,700(△3,000)△700 △23.3

[2000年(平成12年)9月中間期連結業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%)
◇売上高 20,300(23,500)△3,200 △13.6
◇経常利益 △650(150)△800 -
◇当期純利益 △3,000(△2,200)△800 △36.4

[2001年(平成13年)3月期通期連結業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%)
◇売上高 41,000(45,000)△4,000 △8.9
◇経常利益 △1,500(△100)△1,400 -
◇当期純利益 △4,200(△2,800)△1,400 △50.0