2014年12月08日 |
旭化成ケミ、「爆発圧着クラッド」滋賀に第2工場 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成ケミカルズ |
旭化成ケミカルズは8日、滋賀県高島市あいばの地区に爆発圧着クラッド「BAクラッド」の第2生産拠点を新設すると発表した。年産能力2,000トンで、第1拠点の筑紫野工場の4000トンと合わせて年産6000トンに拡大する。稼働開始予定は2016年4月。 爆発圧着クラッドとは、爆薬が爆発する際に放出する巨大なエネルギーを利用して異なる金属同士を瞬時に圧着した金属板のこと。鉄、ステンレス、銅、ニッケル、アルミニウム、マグネシウムなど多くの種類の金属が接合できる。他の方法では接合が難しいチタン、タンタル、ジルコニウムなども適用できる。 接合強度に優れているため、LNG液化装置やLNGタンカーなど、高い信頼性が求められる構造材料分野でも高い市場シェアを有する。 近年、新興国の経済発展や人口増加、シェールガスなど新エネルギー開発の進展に伴い「爆発圧着クラッド」の需要が増えているため、対応することにした。 <爆発圧着クラッド「BAクラッド」第2生産拠点の概要> (1)立地: 旭化成ケミカルズ あいばの地区(滋賀県高島市) (2)生産品目: 爆発圧着クラッド「BAクラッド」 (3)生産能力: 約2,000トン/年(新設後当社生産能力 合計 約6,000トン/年) (4)工期: 2015年2月着工、 2016年4月稼働予定 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1418004274.pdf |