2014年12月09日
武田薬品、消化器系新薬で豪州大学と共同研究
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:武田薬品工業

武田薬品工業は9日、豪州メルボルンのMonash大学及びMonash Institute of Sciences(MIPS)との間で、消化器系疾患領域において、アンメットメディカルニーズの高い疾患に対する新薬の戦略的共同研究契約を締結したと発表した。

消化器系領域には、いまだにメカニズムが十分に解明されず、適切に治療が行われていない疾患がある。
今回の共同研究では、過敏性腸症候群、腹痛、慢性的な痒み、思い便秘、下痢など、世界中で多くの患者がいる疾患を対象に新薬を研究する。
今回の契約締結により、武田薬品とMIPSは、これらの疾患のメカニズム解明と革新的な治療法の研究に取り組んでいく方針だ。