2014年12月12日
大日住友薬の米子会社、「注意欠如治療剤」データ発表
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:大日本住友製薬

大日本住友製薬は12日、米国子会社のサノビオン社が9日(米国時間)、米国アリゾナ州フェニックスで開催された第53回米国神経精神薬理学会で、注意欠如・多動症(ADHD)治療剤として開発中のdasotraline(一般名)の第2相臨床試験結果について、患者への症状改善効果が示されたと発表した。

サノビオン社は現在、同試験結果を踏まえて第3相臨床試験を実施中で、今回の試験結果および実施中の第3相臨床試験の結果は、これから行う新薬承認申請資料に含める。


<用語の解説>
■注意欠如・多動症とは :注意欠如・多動症(ADHD:Attention Deficit Hyperactivity Disorder)は、多動性(落ち着きのなさ、衝動性)および、不注意(散漫性、物忘れ)を特徴としており、米国では成人の約4%が罹患している。社会的、学業的、職業的機能に著しい障害を及ぼすとされる。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1418353681.pdf

(英文)
Investigational Drug Dasotraline Significantly Improved Symptoms of ・・・
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1418353681.pdf