2014年12月17日 |
宇田川VEC会長、「内需が弱い」先行きを懸念 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:東ソー、塩ビ工業・環境協会 |
塩ビ工業・環境協会(VEC)の宇田川憲一会長(東ソー社長)は17日の定例会長会見で、塩ビ樹脂の国内出荷が10-11月と2カ月連続して前年割れとなったことについて、「内需が弱い。思ったほど良くない」と指摘、先行きに懸念を示した。 これについて、VECの亀高真一郎副会長(カネカ取締役常務執行役員)は、「住宅関連の消費税増税の反動が予想以上に大きかったのではないか。足元の景況が良くないことを示している」と述べ、直ぐには好転しないとの見通しを示した。とくに、「主力用途のパイプをみても、加工メーカーの生産が低調だ。景気実態がよくないのではないか」と加工業界の実態をポイントに挙げた。 |