2014年12月17日
NEDO、小型風力発電の部品標準化へ研究開発着手
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は17日、今後の再生可能エネルギー導入拡大のカギを握る風力発電分野のうち、20kW未満の小型風力発電について、システムの主要部品である「発電器」、「パワーコンディショナー」、「支柱」を標準化するための研究開発に着手したと発表した。
このプロジェクトでは、標準仕様に基づいた部品の製作と実証フィールドでの試験・評価を行うことで、現状より30%以上のコスト削減に資する小型風力発電システムの実用化を目指す。
具体的には、定格出力3kW、5kW、10kWなどを想定し、[1]システム構成の見直しによる小形風力用発電機の開発[2]水平軸風車など多様な小形風車特性を考慮した小形風力発電システム用パワーコンディショナーの開発?単柱方式やトラス構造など発電容量に応じた支柱の開発ーなどにより、部品の標準化を行う。