2014年12月19日 |
PSの11月国内出荷、全用途2カ月連続の前年割れ |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会は、ポリスチレン(PS)及びスチレンモノマー(SM)の11月生産・出荷実績を発表した。 PSの生産は4万9099トン、前年同月比6%減で2カ月ぶりの前年割れとなった。プラントの定修は1社1工場で昨年(2社2工場)より少ないにもかかわらず大きな落ち込みになった。 国内出荷は4万8784トン、同17%減で今年2番目に低い水準になった。とくに、用途別(包装用、フォームスチレン(FS)用、電機・工業用、雑貨・産業用)にみると、全用途で揃って2カ月連続の前年割れとなった。とくに、主力の包装用は2万673トン、同23%減で今年に入って最も低い出荷水準となった。 輸出は1092トン、同39%減で2カ月ぶりの前年割れとなり、この結果、出荷計は4万9876トン、同18%減で2カ月連続の前年割れとなった。 一方、SMの生産は22万1739トン、同2%減で2カ月ぶりの前年割れとなり、2014年のSM生産は243万トン、前年比6.2%の減少となる見通しになった。国内出荷は11万4857トン、同5%減で4カ月連続の前年割れとなり、輸出は11万15トン、同7%増で2カ月連続のプラスとなった結果、出荷計は22万4872トン、同0%増の横ばいとなった。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1418952851.pdf |